砂金を採ってどうするの?
「砂金を採ってどうするの?」と、ちょくちょく聞かれる。
もちろん、投資でも、お金儲けでも無いから
絶対、溶かしたり潰したりはしたくない。
私自身、あんまり「コレクション癖」が有るほうでは無い
と思ってるが、
各地の川や自然の中で遊ばせてもらって、
しかもお土産に、小さくて、めっぽうきれいな砂金が
記念品に貰えるってところかも。

採った砂金は産地ごとに小瓶に入れてコレクション。
いつかは重さが感じられる程に貯まればいいが…
砂金掘りに嵌る前は、鉱物採取で、
関東近郊や帰郷の際に行く東北の鉱山跡
(営業を継続している鉱山は、現在の日本ではほとんど無い)
を巡っていたが、たくさんの歴史資料を調べれば調べる程、
ほとんどの鉱山は、最初は金山として採掘を開始している。
金脈の濃い部分を掘り尽くしり、量が細ったりした頃に
やっと他の各種鉱物の製錬法が進化してきて、
時代と共に、銅や鉄、マンガンなどの鉱石をメインに
産出するように変わってきたのである。
しかし、当時は何処に行っても全く
金の鉱石らしいものは見つからないし、
実際の金鉱石でさえも、肉眼で見られる程の金の粒が
付着していることは滅多に無いらしい。
やっぱり、原点の天然の金を肉眼で見たいと思って
川に通い始めたという次第である。
砂金を集めてみると、
川によって多少の形や色に特徴が有り、又
その「砂金」の成り立ちなども
多少は推測出来る不思議な鉱物なのである。
何たって、他の金属と違って全く錆びる事も無いから、
物によっては何百年、何千年と、
川底に眠っていたかも知れない粒を
自分の手で探し出す、宝探しのような楽しさが
やめられない理由かも知れない。
砂金掘りに嵌る動機は各個人、色々あるようだけれど
現在の日本では、採った砂金を溶かして、
金の固まりにしたというのは
北海道の人が夫婦で、たんまり採った砂金の一部で
指輪を作ったという話し以外は聞いた事がない。
それだって、金額などよりも
自分達の苦労の結晶としての記念品だと思う。
いつかは、溶かしたくなる位
簡単にたくさんの砂金が採れれば良いとは思ってるが
狸にでも化かされなければ無理かな…。
損得で考えたら、川に向かうガソリン代だけで
大きくて、立派な「金の指輪や固まりが買えたはず!」
何たって、近年、金は比較的安いから
砂金掘りの1、2回分のガソリン代で、
銀座でも、指輪を作る程度の純金は買えるんだから。
砂金掘りは、夢を掘ってるようなもんかも(かっこつけすぎ?)
でも、夢は夢でも金持ちの夢も見たいな〜。
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