砂金掘り雑記……福島県・久慈川水系の川
久しぶりに
八溝山の北斜面に流れる
福島県側の川で砂金探し。
根性不足も、新標本は2つ。
2005年春
3月19・20日と茨城の川を見ながら北上して、
八溝山の北側、福島県の川で砂金を探してきた。
朝早く出たので、時間に余裕があって
途中、茨城側の一箇所でメガネ掘りをしてみた。
その場所は、普段は水量も多くて流れも速く、
しかも、あまりにも目立つ場所ゆえに、遠慮していた一等地。
いつかはやってみようと思っていたが
何年も前から見ていて、水量的にも今回ほど好条件は無し。
せっかくだからと川に入ってみたが、
たくさんあるポットホールやクラックが
見事なまでに掘り尽くされていた。
中の砂がほとんど掻き出されていたから最近の掘り跡。
20分ほど探してみたが、メガネ掘りで採れたのは1個だけ。
考える事は皆同じ。うかつだった! 残念!
上流の護岸工事も終わって濁りも全く無いし…。
誰が見ても掘りたくなる場所。
人の目を気にして、遠慮してたのは自分だけかな〜(笑)

茨城側で立ち寄って探すも、これ1粒のみ。手頃なエリアだけに、もはや目立
つポイント、分かりやすい場所では、好結果は望めないかもしれない…。
せっかく勇気を振り絞って早起きしたからには
挫けないうちに目的地まで行こうと、
気を取り直して先を急ぐ事に。
福島での最初の川は、以前に一度立ち寄ったが
雨に降られて、予定が狂った場所。
前回の経験から、砂金が有るのは分かっていたが
今回はメガネ掘りでの挑戦。
最初から純粋に探険できないのが弱い所だが
やっぱり遠く迄行って、全く砂金を見られないと寂しいから
少しは採ってから移動したいんだよね。(笑)
前回の印象だと、岩盤の多い場所だと思っていたのだが、
なかなか、砂金の引っ掛かりそうなクラックや溝が無かった。
辛うじて、2個だけ砂金を見つけたが、後が続かず
仕方ないので、上流の渓谷筋を探険しようと場所を移動した。
温かくなってきたが、日影にはまだ雪も残る。川底に岩盤はあるが、滑床が多
くて、クラックが少なかった。いつか下流にも行ってみたい。
2時間ほど探して何とか2粒を見つけるが、後が続かず…。
しかし、上流へ車で移動するも、道はすぐ行き止まり。
八溝山の福島側は、茨城側よりも山の傾斜が険しくて、
深い場所に立ち入るのは難しそうだ。
以前に行った西側の沢筋も、車の通行が出来なかったし
今回の所も同様に、行き止まりだった。
何せ、県別マップルも、福島県は持ってないし
情報不足も仕方ない。
そうは通えないエリアだから、地図も買えないな〜(笑)。
で、山の中は諦めて、里を流れる川筋を探す事に。
車で、川を眺めながら移動を繰り返すものの
川底が岩盤なってるような場所が見あたらずに走り回る。
なかなか良いポイントが見つからないままに4時近く。
初日の探険も半ば諦めながら、
目的を野草採りに変更しても良いかな〜と思い、
ウエーダーからゴム長靴に履き替えて、
川の土手を散策する事にした。
川沿いに200メートルほど歩いた所で、
今度は、川底に岩盤やクラックを見つける。
夕暮れまで時間も無いので、急いで車を回して支度をする。
メガネ掘りを試してみるも、川底のクラックの砂が多い。
パンニング皿やスルースを使って砂金を探してみた。
そうは大量には採れなかったが、
ドタバタで川に入った割にはちゃんと標本程度は採れた。
結局、初日は3箇所を回って、新標本は1つ。
最後が良いとやっぱり気分は盛り上がる。
夕暮れになってきたので、寝場所を求めて南下する。

偶然見つけた川底のクラック。夕方近くになったためにピントも絞りも最悪だ
が何とか写っていた。本気で掘ればそれなりに出そうだが、又の機会に。

3本目の川での成果。1時間そこそこだけど、何とか標本になる量に。
しばらく国道を走ると道の駅が見えた。
道の駅・はなわ(塙)。
大した設備はないが、コンビニや食堂もある新しい道の駅で、
ここの駐車場で泊まる事にして、早速食堂へ。
坦々麺を食べたが、まあまあの味。
6時ちょっと過ぎた位だが、
周りには時間をつぶせる場所は何も無い。
普段の生活では考えられない事だが、
ビールを飲んで、早々とシュラフにもぐりこんだ。
朝、目が覚めると、
フロントガラスから車体までビッシリと霜が付いている。
かなり夜は冷えた様子だ。
車中泊ではシュラフは2重にして、足もとにはホッカイロ。
頭には帽子を被って寝てるけど、
本当は車内も氷点下になっていたのかも知れない。
でも、テントで寝てると思ったら、すきま風も無いし快適だ。
2日目は南下しながら、茨城との県境で探す事に。
なかなか都合良く、採りやすそうな場所は見つからなかったが
何とか最初に入った川で1粒だけ見つける事が出来た。
薄っぺらい1粒だが、新たな産地の標本として仲間入り。

初めての川での1粒。薄いけれど、砂金は砂金。雲母じゃなくて良かった。
その後、別の支流も探したが、全く見つからずに挫折した。
本来、探険掘りは、草根引きからやるのがベストだと思うが
メガネ掘り中心のポイントを選んだので、空振りも多い。
でも、標本数を増やすだけの探検じゃ無いからこんなものかな…。
川から上がったのは、正午過ぎ、
ちょっと早いけれど、のんびり帰路につく。
福島県側からだと、大渋滞にならなくても、
下道を使うので楽に4〜5時間は掛かる。
ましてや連休中。砂金掘りは終了し、寄り道しながら南下。

大子町蛇穴(じゃけち)にある水汲み場。人家のすぐ下に
あるってのが気になるが、近くに行くたびに汲んでいる。
雨の後は水量が多いから、わき水というよりは沢水のはず
だ。ここで汲むのはタダだが、もう少し先では有料との事。
途中、茨城側にある水場で、ポリタンクに水を汲んだり
里の田圃の土手で、食べられる「野の草」を摘んだりと、
文字通り、道草を喰いながら、のんびり帰った。
当然、市街地では渋滞したので家に着いたのは立派に“夜”。
半端じゃなく疲れたけれど、
自分なりの『貧乏小旅行』を楽しめたので良しとしよう。
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