砂金掘り雑記……山梨の某地区と富士川水系の川 採れた砂金は少しでも、 昔に砂金を採った、沢や淵、 坑口を見られて満足。 11月27日(土)は3週間ぶりに山梨の川へ。
H瀬氏、K原氏と現地で待ち合わせたので、 普段より30分近く余裕をみて出発したが、 早朝なのに、家の近くから既に大渋滞。 外環道にやっと乗れたと思ったら、 今度は集中工事の車線規制やらでノロノロ状態。 結局は普段より1時間近く余分にかかって 待ち合わせに遅れてしまった。 慌ただしく準備をして川に降りてみて、これまたびっくり。 夏場に砂金を掘った岩盤ポイントも、 護岸工事用と思われる仮設道路に変わっていて、見る影もない。 少し下流の、岩盤の見える場所は、 何とか、変わっていない様子なので、メガネ掘りをする事に。 水の流れが変わったせいか、夏場より流れも速く深さもある。 3人で、冷たい川底を覗き込むも、成果はイマイチ。 早めの時間に、H瀬さんが唐芥子に種のような 0.33グラムの砂金を見つけた以外は、サイズも数も全く駄目。 私の成果も辛うじて、小粒が1個採れただけだった。 結局3人で合計5粒という悲しさで午前の部終了。 午後は下流や上流の大淵や枝沢の探険に行く。 普段だと、ついつい時間がもったいないから、 さほど移動もしないで、砂金掘りに終始しがちになるが、 今回は、観光気分で紅葉の川筋を辿り、良い気分転換になった。 見事なモミジの木の前で記念写真。天気が良かったから、まあ良しとしよう。 (右から、K原氏、H瀬氏、私) 最初の川で採れた薄くて細い砂金1粒。あまりにも少ないからアップで(笑) K原氏は、腰が痛いという事で日帰りしたので 博物館の駐車場に泊まるのは、H瀬氏と2人っきり。 さすがに寒くなって、車で寝るのも冒険状態だが、 シュラフを2重にして、足下にホッカイロを入れて寝たら 風邪もひかずに、結構快適に寝ることが出来た。 当初、2日目に行くつもりでいた場所は、 最近、何人かで掘ってみたらしく 大して成果が無かったとの事で急遽予定を変更。 武田信玄に時代に、砂金を採るために掘ったという、 川沿いに残る、坑口近くの川岸で砂金を探す事に。 川底には、春先からの台風で流れてきたのか、 大量の土砂で埋まっていて、 岸の片隅に辛うじて残る岩盤上を探した。 砂金を掘った名所の近くとはいえ、世の中そうは甘くない。 微細な砂金がほんの少し採れただけだった。 帰りしな、坑口を改めて覗いてみたが さすがに、入ってみようとは思わないくらいに怖い造りだ。 山の中の金山跡や狸掘りの坑口なら幾つか見たことはあるが この穴は、川沿いの礫層に横穴を開けて、 二次堆積した砂金を掘っているように見えるが (中は山金の脈かも知れないが)中はどうなっているものやら。 中も坑口と同じような礫層なら、河岸段丘と同じかも。 なんにしても、危険で乱暴な坑道。 架けてある観光協会の解説板には、 「2つの横坑は15m程で左右に分かれ、その先で沢山の枝穴に 分かれている長大な坑道らしい」とあるが、 詳しい構造や歴史を伝える文書もないとの事だ。 周辺の川には、この手の坑道が沢山あった(今でもある?) らしい。命令で掘らされたものだろうけれど、無茶するもんだ! しかし、よく崩れないで残っているな〜。 前から見たかった場所だけど、 H氏の案内が無かったら、なかなか辿り着けなかったはずだ。 感謝、感謝。 この坑を見られた事が、砂金以上の収穫だった。
見るからに怖そうな2階建ての坑口。下の坑口には水が溜まっていた。他の川 にもこの手の坑口はいっぱい有った(今でも有る?)らしい。 これが上の坑口。砂礫層だけだから脆そうだが、こんなのでよくも、現代まで 崩れずに残っているな〜。これで長いんだから、まるで蟻の巣だ。 苦労した割りには少ないけれど、一応この川の砂金標本分は採集は出来た。 でも、この川でリベンジするなら、やっぱりもっと下流かなぁ…。 2日間とも、砂金の収穫は少なくて心残りはあるものの 帰りの渋滞が心配なのでいつもより早く現地を発った。 そのお陰か、日頃の行いが良いせいか(寒〜)、 途中の本栖湖で、きれいな富士山の風景を拝む事ができた。 本栖湖畔の展望台からの富士山は、 旧五千円札の裏面の絵で有名だが(新紙幣では千円札に引越) このところ、何度も通るものの、いつも、朝靄か曇り空。 まして帰りは夜になっていたので、 この場所で、こんなきれいな富士山を見たのは 本栖湖に釣りで通っていた20年も昔の事以来かもしれない…。 アリガタヤ、アリガタヤ…。 大渋滞の中央道は使わなかったものの 外環の工事渋滞は益々ひどくなっていて、グッタリ。 途中でラーメン屋に寄ったとはいえ、 結局、家に着いたのは夜10時。 日が短くなっている状況で、 富士山まで見える程早く出たつもりだったのに…。 5時間コースが6時間に。 暮れ近くなって、山梨は益々遠くなってきた!
一番有名な富士山の姿。本栖湖が波立っているので、逆さ富士は見えないが お札と同じ富士山の姿に感激! 富士山の有名な撮影スポットだけに、カメラマンが沢山。直接は関係ないが、 写真の左下のゴミは持ち帰りましょうの看板は、まだ下部町観光協会のまま! (下部町は、平成16年9月に、中富、身延の3町合併で新「身延町」に) 砂金の目次へ 戻る