砂金掘り仲間に誘われて
富士の裾野でキノコ探し。
樹海の迷子が怖くて、収穫は、
夕餉の「キノコ鍋」分だけ。

10月の3連休。
普段は砂金掘りを楽しむ仲間達に誘われて
今回初めて、富士山の裾野でキノコ探しをした。

前々から、仲間達から、
「ショウゲンジ」や「マツタケ」の話しだけは聞いてはいたが
富士山の印象は、「登山」か「樹海の自殺現場」。

「青木ヶ原樹海」の前の道は、砂金掘りに行くルートなので
何度も素通りしてはいるので、
この松林の中には、「マツタケも出るのかな〜」なんて
考える事もあったが、さすがに不気味な静寂の森。
冗談でも1人では入れない場所。
今回は、初めて樹海のキノコ探しを経験した。

土曜の朝に、7人の参加者が集合して
幹事役のP一さんが、例年通っている場所に案内してくれた。

集合した時には、小雨だったが
いざ本番という頃から、しっかりとした雨。

今まで出会った事のない種類の「キノコ」を
デジタル一眼レフカメラで、しっかり撮ってやろうと
カメラバッグ仕様のリュックを用意して行ったのだが
さすがに諦めて、コンパクトデジカメをポケットに捜索開始。

もちろん、場所は「青木ヶ原」じゃないのだが、
似たような樹海、同じようになだらかで広大な森。

普段、小山や谷筋を目当てに進むので
行きは上り、帰りは下りで、だいたいは出発点に戻れるが
ほとんど平らな樹海で、目印も皆無。
道を走る車の音だけが方角を知る唯一の方法。

数人ずつに分かれて森に入る。
道から入って5分もしないうちに「キシメジ」の群落発見。

北関東では、「キンタケ」とも呼ばれて、
町のキノコ店でも売っている「キシメジ科」のご本家さま。

ただし、高級キノコの部類じゃないので
誰も採らなかったのか、結構いっぱいあった。


「キシメジ」。紛らわし毒キノコがないから採りやすいキノコなのだがね〜。

一緒に行った、キノコ通と思っていた、群馬のsawaさんが
「これ、食えるんだっけ?」と言う。

群馬でも食っていると思うんだけど、近くの山には出ないのかも。

自分の今回の本命は、「ショウゲンジ」なので、
「キシメジ」は、ほんの少しだけ採って捜索続行。

その後すぐに「ショウゲンジ」の1本目を見つけたが
写真を撮りたくなるような密集したものが無い。

広い林に時々見つかる程度の「ショウゲンジ」を拾い歩く。

結局「ショウゲンジ」の写真は撮らずじまいのまま集合時間に。


次のポイントへ移動。

次も40分ほど車周辺の森を歩いたが、見つけたキノコは
「ハナイグチ」のチビ数本と「チャナメツムタケ」6本ほどと
「アブラシメジ」数本。

本命の「ショウゲンジ」ゼロ。 車に戻る。


仲間の1人は、「ショウゲンジ」の群落があったという。

雨も本気で降ってるし、移動も面倒なので、
時間を延ばして、引き続き同じ場所で探す事に。

今度は、時間がタップリあるから、道から遠い
あまり他人の探さない場所に! と意気込んで奥に奥にと進む。

奥には、まだ見ぬ「桃源郷」が、、、、、
と思って進むが、無い。 キノコが無い!

あげくに、自分の来た方角が分からない。

迷い、彷徨いながら、何とか「感」で、集合場所に戻り着いたが
冷や汗をかいてしまった。

今度(来年?)行くときは、「方位磁石」だけは持たないと
シャレにならない事もあり得るな〜と、実感したのでした。


町に戻って、ファミレスで昼食。
腹立たし位に、雨がすっかり上がって一転快晴に。

キノコの後は、身延の町で枝豆の収穫だ!


途中で「キノコの店」で、
各々が採ったキノコの鑑定をしてもらう。

初めて「キノコ採り」をした人も多かったので
「分からないキノコは、鑑定してもらうから、とりあえず籠へ」
ってなわけで、
その店で、みんなが採ったキノコを見せてもらった。

立派な「猛毒キノコ」も、
普通は、こんな変な形のキノコは採らないよ〜ってのもあって
結構楽しめた。

そんな中、「キシメジ」科の「キシメジ」が
最近発行の図鑑では、「毒キノコ」に分類されたと
キノコ店のお姉さんに教えてもらった。

今でも、北関東では「道の駅」でも売ってるけど…。
※sawaさん愛用の図鑑の一冊は「毒」分類らしい。

キノコ店のお姉さんも、仕分けする時に、
これは食えるけど「毒」と、何とも複雑な様子。

商売でキノコを扱っている以上、新しい図鑑を見てしまったら、
図鑑が間違っているとは言えないらしいんだよね〜。

人によっては「シイタケ」でも「マツタケ」でも
食べ過ぎなくても「下痢」したりする人もいるはずだし
それを厳密に言ったら「毒」キノコなんだろうど
これらを「毒キノコ」だと騒ぐ人もいないだけ。

ある意味、「蒟蒻畑」の騒動と一緒かな?

キノコって、多かれ少なかれ有毒成分が含まれているから
火を通して食べる人間以外の「ほ乳類」(熊や猿やネズミ)が
生で食べないんだから、分類すれば全て毒だと思う。
(い〜うみ説)

ってな訳で、
お姉さんが、泣く泣く「毒」に仕分けた「キシメジ」も
大人の自己責任で、「食」に仕分け直して回収。

今夜の「夕餉のキノコ鍋」に使う事に。



左半分が「キシメジ」で、自分と仲間の分。右半分が自分の採った「本命」他。

途中の本栖湖から見える富士山が綺麗で、
先導するP一さんが気を利かせて、展望台で休憩。

記念写真を撮る。




綺麗な富士山を見て、ひとはしゃぎ。そういえば、みんな何処を見てんだろう。


お次は、枝豆もぎ。

例年、この時期やっている身延町のイベントで、
ビニールの小袋に、畑の枝豆(大豆)詰め放題、500円。

2年前にも参加したけど、その時よりも袋が小さいぞ!

普段は、500グラム500円で売っていると、計量後に聞いたが
自分は詰め方が下手なのか、根性がないのか
はたまた、卑しさが足りないのか、1100グラムだった。

仲間の最高は、たしか1450グラムだったかな?


畑に入った時間が遅かったのか、実入りのいい豆が思ったより少なく苦戦した。


翌日に砂金掘りの出来る人は、駐車場での車中泊なので
今宵の夕餉は、採ったばかりの「枝豆」に「キノコ」。

スーパーで、「キノコ鍋」に入れる「野菜」や「ほうとう」
その他、諸々をたっぷり買い込んで
某博物館の軒下を借りて、野外パーティー。

「枝豆奉行」に「キノコのホイル焼き奉行」
「サンマ焼き奉行」 もいて、なかなかバランスの取れた調理場。

私は「キノコ鍋奉行」を担当したので
当然、みんなが採った「ショウゲンジ」や「ハナイグチ」
「チャナメツムタケ」「カワムラフウセンタケ」等に加え
「キシメジ」も美味しく、鍋に供したのでした。




七輪では「サンマ」や「キノコのホイル焼」。川では鹿も鳴くし、秋ですね〜。



「キノコ鍋」の〆に「ほうとう」を入れた「キノコほうとう」。旨かった。

翌日の「砂金掘り」&「祭り見物」へ続く!

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